この記事では腕時計型のGPSゴルフナビをご紹介します。
GPSゴルフナビは、ハザードやピンまでの距離がひと目でわかってとても便利。
レーザー距離計では得られない情報が瞬時に手に入ります。
今回ご紹介するGPSゴルフナビは、2021年5月に発売されたボイスキャディのT8です。
いろんなナビを使ってきましたが、
T8が一番のお気に入りになりました!
T8の一番の特徴は、グリーンの傾斜がとてもわかりやすい点です。
そのほかにも、タッチパネルで操作が簡単、3点間距離も表示可能、直前のショットのリズムや距離もわかる。
などなど、他のGPSゴルフナビのいいとこドリをしたような豪華スペック!!
そんなわけで、本記事では『【ボイスキャディ・T8レビュー】パットビューでグリーン傾斜がわかるGPSゴルフナビ!』について書いていきます。
ボイスキャディ・T8の外観、機能
ボイスキャディ・T8は、1.2インチ大画面の反射型カラLCD液晶を備えたGPSゴルフナビ。
反射型液晶のおかげで、明るい屋外でもとても見やすいGPSゴルフナビです。
ボタンが1つなので、操作が簡単
ボイスキャディ T8には、ボタンがひとつしかありません。
ボタンが3つも4つもあるGPSゴルフナビもたくさんありますが、これって操作方法を覚えるのが難しくないですか?
ボイスキャディT8にはボタンが1つしかありません。
操作は基本的に画面のタッチ操作で行いますから、とても簡単です。
本体の他には、USBケーブル、取扱説明書が同梱されています。
ACアダプターは付属していませんが、手持ちのUSB充電器を使うことが可能です。
本体重量は、わずか47.5g。
GPSゴルフナビの中でもトップクラスの軽量ナビとなっています。
ちなみに、Apple Watchは62gです。
Apple Watchよりも10g以上軽い超軽量のGPSゴルフナビ。
スイング中も全く気にならないサイズとなっています。
ボイスキャディ・T8製品仕様
製品名 | VOICECADDIE T8 |
主な機能 | コースビュー、グリーンビュー パットビュー、ヤーデージビュー V.AI |
サイズ | 45×45×14.7mm |
重さ | 47.5g |
対応コース | 世界 約40,000コース |
ボイスキャディ・T8のおすすめな点
画面表示が自動で切り替わる
ボイスキャディT8をおすすめしたい一番の理由は、操作が簡単な点です。
GPSゴルフナビにはいろんな画面が準備されていますが、その画面が場面によって自動的に切り替わります。
それは、メーカーがV.AI 2.0と呼んでいる機能により実現しています。
V.AI 2.0とは、ラウンド中のゴルファーの位置を認識して、状況により最適な情報を自動的に表示する機能。
例えば、次のようなイメージになります。
- ティーイングエリアで”コースプレビュー”の自動再生
- ティーショット後、ショットのリズム表示
- セカンド地点でグリーンビューの自動表示
- グリーン上で、パットビューの自動表示
- 次のホールに移動する途中、スコア入力の自動表示
ラウンド中に、GPS ナビの操作をしなくても、自動的にその場にあった画面が表示されるのは本当に便利です。
直前に打ったショットの距離・テンポ、グリーンを狙う時のグリーンの傾斜、スコア入力などなど
その場で必要な情報を自動的に瞬時に確認できるこの機能は、まさに神の領域ですよ!
グリーンの情報が豊富
ボイスキャディ・T8の特徴は、なんと言ってもグリーンに関する情報です。
他機種の情報量を圧倒的に上回っています。
ボイスキャディ・T8のグリーン周りの表示機能として次の3つがあります
- パットビュー
- アクティブグリーンビュー
- グリーンビュー
それぞれの機能について解説します!
パットビュー機能
パットビュー機能とは、ボールとピンまでの距離を計測することができる機能。
次の2ステップで簡単に測定することができます。
- ボールの位置に移動して、ボールアイコンをタップ
- ピンの位置に移動してピンアイコンをタップ
以上の操作で、距離情報と高低差情報を確認することができます。
距離については、歩測することでかなり正確に把握することがかのですが、高低差を確認することは上級者でも難しいです。
アクティブグリーンビュー機能
アクティブグリーン機能とは、グリーン上で自分が立っている位置に応じてグリーンの表示が自動的に変化する機能です。
グリーン上を移動すると、ウォッチに表示されるグリーンの向きが自動的に変化します。
また、傾斜の方向と傾斜の強さを表す矢印もとても見やすいです。
ひと目でグリーンのアンジュレーションがわかるのでスムーズなプレーの役にも立ちますよ。
グリーンビュー機能
グリーンビュー機能とは、グリーンの拡大・縮小をワンタッチで切り替えることができる機能です。
アイコンタップ 1回で1段階のズーム
アイコンタップ 2回で2段階目のズームとなります。
ボイスキャディ・T8の気になる点
ボイスキャディ・T8を実際に使ってみて、気になる点についても解説していきます。
- 適用コースが少なめ
- 競技では使えない
適用コースが少なめ
適用可能となる日本のコースは約2,400コース。
グリーンオンのA1-ⅡやNORMⅡは国内約3,200コースに対応しています。
また朝日ゴルフのEagle Vision watch ACEは国内全コースに対応を謳っています。
それに比較するとボイスキャディのT8の対応コースは、やや少ないです。
気になる方は、公式サイトで対応コースを調べることができますので、自分のホームコースやよく行くコースがT8に対応しているか調べてみてください。
競技では使えない
グリーンの傾斜情報を表示することができるため、T8を競技で使用することができない点に注意してください。
ただ、プライベートでのラウンドや、競技前の練習ラウンドで使用することは全く問題ありません。
また、たとえ競技中に使うことができないとしても、練習ラウンドでグリーンに関する情報をメモしておけば、競技も有利に戦うことができます。
グリーンのアンジュレーションをひと目で確認できるは本当に便利です。
競技ゴルフをされる方にもおすすめですよ。
ボイスキャディ・T8のまとめ
ボイスキャディ・T8の最大の特徴はグリーンの情報量!
グリーンアンジュレーションが、まさに手に取るようにわかります。
グリーンの傾斜やカップまでの距離など、グリーンの情報量が圧倒的!
グリーンの傾斜は、レーザー距離計では測定することができません。
また、ボイスキャディ・T8の他にもグリーンの傾斜を表示できる機種があります。(グリーンオンのA1-Ⅱ)
ただ、T8の場合は傾斜のカラー表示だけではなく、矢印でも傾斜の方向と傾斜の強さがひと目でわかるので、圧倒的に使いやすいです!
パット数を減らすことができない方は、一度試してみてはいかがでしょうか。